【2022年最新】オーストラリア|ワーホリビザ取得完全ガイド 

ようやく各国の海外渡航者の受け入れが再開され、ワーキングホリデーに出発される方も多いと思います。

このページでは、オーストラリアでのワーホリを予定されている方向けに、ビザ申請手順と内容をお届けします。『自力でやりたいけど全部英語だから自信がない』『まず申請にあたって何を準備しておくべきかわからない』『ビザ申請〜取得をどの時期にすべきかわからない』といった方の参考になると思います。

※入力画面は2022年1月25日現在のものになりますのでご承知おきください

※日本在住の日本人の方ベースの内容となりますのでご注意ください

※Yes/Noの質問に関して、一般的な回答を記載している場合がありますが、あくまでも申請される方にとって正確な回答を入力してください

※それぞれ申請内容は異なるかと思いますので、各質問内容を丁寧にご確認ください


オーストラリアワーホリビザ申請全体の流れ

  • IMMI Account の登録

https://online.immi.gov.au/lusc/login

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  • 必要書類の準備

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  • 情報入力

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  • ビザ申請料支払い入力

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  • 申請完了

という流れでビザを申請していきます。

1と2は前後しても問題ありません。

IMMI Accountの登録

まず、オーストラリアワーホリビザ申請にはIMMI Accountへの登録が必要です。アカウント作成はシンプルなので、簡単にご説明します。

まず個人(Individual)か団体(Organization(including agents))を聞かれるので、基本的にはIndividualを選択します。その後、名前、電話番号、メールアドレスを入力して登録に進みます。

登録自体そんなに時間はかからないので、必要書類の準備に時間を要する場合は、準備が出来てから登録しても問題ありません。

アップロード必要書類の準備

  • パスポート写真

…基本的にはスマホで写真を撮るので問題ありませんが、きちんと全て読めるようにが画角や反射には気をつけましょう。

  • 英文残高証明写真

…ご利用の銀行にもよりますが、窓口ですぐに発行いただける場合もあれば、ネット上で申請して発行までに1~2週間要する場合もあります。余裕を持って取り寄せましょう。発行手数料は大体300~1000円程度です。また、残高がいくら必要とは決まっていませんが、ちゃんと予算をもって渡航しますということになるので、多いに越したことはないということになります。目安としては100万円以上と言われたりもしていますが、5~60万円でもビザが承認されている場合も多いので明確にはわかりません。準備できる分は入金して証明書を発行してもらうといいかもしれません。

基本的にこの2つはアップロードを要される方がほとんどだと思います。

登録内容によっては他の書類提出が必要になる場合もございますのでご注意ください。

例: 旧姓などで登録名以外にも使用している名前があることを登録する場合、結婚証明書などの名前が変わったことを証明出来る書類  /  滞在先で医療を受ける予定があることを申告する際の診断に関する書類 等


情報入力

入力にあたって準備しておくもの

  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 身分証明書(運転免許証等)

内容を入力する項目があるので手元に準備しておきましょう。

準備ができたらIMMI Accountにログインします。

そこで新たな申し込みを意味する“New Application”を選択し、Working Holiday Maker-Working Holiday Visa (417)を選択します。

!注意点!

Work and Holiday Visa (462)という似たビザが近くにありますが、これは出身国によってビザの種類が分けられており、日本人はWorking Holiday Visa (417)の対象となりますのでご注意ください。 

では実際のワーホリビザ申請の情報入力に移っていきます。

画面に合わせて上から順に記載していきますので、画像に沿ってご確認ください。

規約と条件(Terms and Conditions)

内容を確認し、問題なければ同意する旨(私は規約と条件を一読し、同意いたします)のチェックボックスにチェックを入れ、次(Next)に進みます。

申請内容(Application Content)

Current location(現在地)

・現住居(Current location)…日本在住であればJAPANを選択。

・法律上の身分(Legal Status)…現住所に住民登録していれば市民(Citizen)を選択。

Current application(申請の状況)

・本ビザでのオーストラリア滞在期間に扶養している子どもを帯同するか?-No

※ワーキングホリデーに子どもは帯同できません

・今までにワークアンドホリデービザ(462)が承認され、オーストラリアに入国したことがあるか?-No

COVID-19 related travel restrictions(新型コロナウィルスに関する渡航規制)

・申請者が所持していたワーキングホリデービザは新型コロナウィルスに影響を受けたビザか?-No

Application Typ(申請の種類)

・初めてのビザ申請の場合はFirst Working Holiday visa(subclass 417)を選択。

※SecondとThirdはそれぞれすでにFirstもしくはSecondビザを所有している方が、滞在延長に伴い申請するビザです。

・申請者は以前、ファーストワーキングホリデービザの承認を受け、オーストラリアに入国したことがあるか?-No

到着日申告(Proposed arrival date)

カレンダーより到着予定日を選択します。

申請者(Applicant)

誤った名前の入力は、ビザが承認されていても、オーストラリア行きの飛行機に搭乗できない場合や、オーストラリアでの入国手続きに時間を要する場合があります。

パスポート詳細(Passport details)

パスポート内容は顔写真ページに記載の内容を正しく入力します。

・姓(Family name)…苗字をパスポートに記載通りに正しく入力します。

・名(Given name)…下の名前パスポートに記載通りに正しく入力します。

・性別(Sex)…女性(Female)/男性(Male)/その他(Other)から選択します。

・生年月日(Date of birth)…ご自身の誕生日を正しく選択します。

・パスポートナンバー(Passport number)…アルファベット+数字のパスポートナンバーを入力します。

・パスポート発行国(Country of passport)…JAPAN-JPNを選択します。

・パスポート保有者の国籍(Nationality of passport holder)…JAPAN-JPNを選択します。

・発行日(Date of issue)…パスポート発行日を正しく選択します。

・失効日(Date of expiry)…パスポート期限を正しく選択します。

・発行場所/発行官庁(Place of issue/issuing authority)…パスポートに記載のある通り、MINISTRY OF FOREIGN AFFAIRS(外務省)と入力します。

国民IDカード(National identity card)

・持ってますか?-Yesを選択すると詳細入力欄が出てくるのでマイナンバーカードの内容を記入します。

姓/名/番号/発行国/発行日/失効日

※発行日の記載がなかったので空欄にしました

出生地(Place of birth)

・町/市(Town/City)…アルファベットで出生地を記入します。

・州/都道府県(State/Province)…アルファベットで出生都道府県を記入します。

・出生国(Country of birth)…JAPANを選択します。

交際ステータス(Relationship status)

・Single(独身)/Married(既婚)/Divorced(離婚)等から適したもの選択します。

ほかの名前/表記(Other names/spellings)

・本申請者は現在、もしくは今までにほかの名前で知られていたことはありますか?…Yesを選択すると詳細記入欄が出てくるので、ほかの名前とほかの名前を持つ理由(Marriage(婚姻)等)を選択します。

市民権(Citizenship)

・本申請者はパスポートで選択した国(JAPAN)の市民ですか?-Yes

・本申請者はそのほかの国の市民ですか?-No

ほかのパスポートもしくは渡航に関する書類(Other passports or documents for travel)

・本申請者はほかの国のパスポートもしくは渡航に関する書類を持っていますか?-No

ほかの身分証明書(Other identity documents)

・本申請者はほかに身分証明書類を所有していますか?…Yesを選択すると詳細入力欄が出てくるので、姓/名/書類のタイプ(例:運転免許証を使用する場合はDrivers licenceを選択)/番号/発行国を選択します。

健康診断(Health examination)

・本申請者は12ヵ月以内にオーストラリアビザ申請のための健康診断を受診しましたか?-No

入力データの確認(Critical data confirmation)

入力した内容が表示されるので、誤りがないか丁寧に確認します。

・上記情報は正確ですか?-Yes


連絡詳細(Contact details)

・在住国(Country of residence)…JAPANを選択します。

・官庁オフィス(Department office)

本申請者はインタビューのため、オーストラリアの官庁オフィスに出向く必要が出てくる可能性があります。どのオフィスが申請者の現在地から最も近いですか?

…日本になかったので私はChina, Shanghai(上海)を選択しました。実際にインタビューがあるケースは少ないと思われます。

・現住所(Residential address)

現住所を入力します。郵便局住所などは使用できませんのでご注意ください。

国(Country)…JAPANを選択します。

住所(Address)…アルファベットで住所を入力します。詳細な部分から遡って記入します。(例:111 ABC-cho)

区域/町(Suburb/Town)…〇〇区や〇〇町にお住まいの方は記入しましょう。

都道府県(State or Province)

郵便番号(Postal code)

・郵便住所(Postal address)

郵便住所は現住所と同じですか?-Yes

連絡先電話番号(Contact telephone number)

家庭電話(Home phone)/ビジネス電話(Bussiness phone)/携帯携帯(Mobile/Cell phone)で連絡可能な電話番号を記入します。

メールアドレス(Email address)

メールアドレスを正しく入力します。

許可された受取人(Authorised recipient)

申請者本人ではなく、代わりにご自身以外に許可をして直接の対応を依頼しているかを確認する項目です。基本的にはNoで問題ありません。ビザ申請代行人(a registered migration agent)や弁護士(a legal practitioner)やそのほかの人物(another person)に依頼している場合はYesを選択します。

電子コミュニケーション(Electronic communication)

連絡可能なメールアドレスを入力します。

職業と教育(Occupation and education)

職業(Occupation)

・申請者の普段の職業(Usual occupation of the applicant)…ご自身の職業を記入します。現職が会社員の場合employeeやoffice workerと記入します。

・本申請者はオーストラリア滞在中に働く予定ですか?-Yes

・本申請者が職を探す予定の業界を選択してください

業界(Industry type)…多数ありますので近しいものを選びます。実際に働く際に変わってしまっても問題ありません。教育関係であればEducation and Training、宿泊施設や飲食業であればAccommodation and Food Servicesを選択します。この時点で職業が決まっていなくても問題ありません。働こうと思っている職業から選びましょう。

教育(Education)

申請者の最終学歴(最高資格)を選択してください。

学歴で適したものを選択します。(例:四代制大学の文系卒の場合はBachelor Degree (Other)を選択)

健康上の申告(Health declarations)

直近5年以内の3ヶ月以上の他国での滞在/オーストラリアでの病院訪問予定/滞在中に医者や看護師として働く予定/滞在中保育園などの施設での勤務予定/3ヶ月以上の教室の環境にいる予定/本人や家族の結核歴もしくは肺の異常診断/滞在中に記載の病気の治療が必要か(癌やHIV、精神疾患や妊娠など)/移動補助や病状によるケアが必要か といった質問が並びます。全部Noの方は問題ないかと思いますが、各項目に関係のある方は申告にご注意ください。また、これらの項目でYesの申告がある方は詳細を記入し、健康診断受診が必要になったりその他書類の提出が必要になるかと思いますのでご承知おきください。


人格に関する宣誓(Character declarations)

違法行為や暴力行為、逮捕歴や追放歴等に関する質問です。全てNoで問題ありません。Yesの項目がある方は、各詳細が必要になるかと思いますし、ビザ承認にも影響が出るかと思われます。

ワーキングホリデーに関する宣誓(Working holiday declarations)

ビザの条件に従わなければならないことを理解している/ひとつの雇用主の元で6か月以上就労できないことを理解している/4か月以上勉学および訓練を受けられないことを理解している/オーストラリアへの渡航および帰国費用、初期期間の滞在費用を保有している/就労は付帯的なものであり、勤務の目的は休暇費用の補填であることを理解している…全てYesを選択します。

宣誓(Declarations)

本申請の情報を一読し理解した/本フォームもしくは添付書類上の全ての情報が完全かつ正確である/本申請で詐欺・虚偽の書類もしくは情報を提供した場合、申請は拒否され家族単位で一定期間ビザ承認を受けることができないことを理解している/ビザ承認後に書類もしくは情報の虚偽が判明した場合はビザが取り消されることを理解している/本申請が承認された場合、この申請に記載のない人物はオーストラリア入国の権利がないことを理解している/申請内容に変更が発生した場合は直ちに申告すること/プライバシーに関する通知を一読したこと/プライバシーに関する通知に則り、申請者の個人情報を収集、使用、開示する場合があることを理解している/必要な場合は指紋および顔写真の提供に同意すること/必要に応じて提供した指紋および顔写真はオーストラリアの法的機関に提供され、申請者の身元特定およびビザ承認の適格性の判断、法の施行目的に使用されることを理解している/オーストラリアの法的機関が申請者の身元特定およびビザ承認の適格性の判断、法の施行目的に申請者情報を開示することを承諾する/移民方や市民法を目的として申請者情報を使用することを承諾する/ビザが無効になりオーストラリアに滞在可能なビザをほかに保有していない場合、移民法の元に非市民になり、オーストラリアを発つ必要があることを理解している…全てYesを選択します。

・オーストラリアの精神

18歳以上の申請者はオーストラリア政府によるオーストラリア社会や価値で提供された情報を一読し、オーストラリアの価値観表明に同意する-Yes

登録内容確認

今までの登録内容の確認ページが出てくるので、入力内容に誤りがないか確認します。

書類添付と支払い

必要添付書類を添付し、ビザ申請料の支払い方法を選択すると申請の完了です。支払い方法は、デビットカードやクレジットカード/PayPal/Union Pay/BPay(オーストラリア銀行口座のみ)から選択できます。

これで申請は完了です!

メールが届きますのでご確認ください。

申請後も何か必要な手続きがあればメールやアカウントページ上にメッセージが表示されますので定期的に確認されることをおすすめします。

承認までの期間は即日から数ヵ月と様々です。余裕を持って申請しましょう。

ビザ申請の流れをお伝えしました。適宜記載が変更になったり項目が変化する可能性もございますので、あくまで参考にご利用ください。

皆様の参考になると嬉しいです。





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